おはようございます。
昨日の景色です。
本当にきれいなひと時でした。
人間関係が根本的に損なわれた世界は、戦争や今起こっている疫病よりさらに恐ろしい事と思う。
戦争が不幸な状態を起こす事は間違いないが
そこには人間同士の愛や助け合いが存在する。
戦火の中で絶えず生命の危機にさらされ、毎日のように死と向き合わなければならない状態だからこそ
戦争という悲劇な中でもあっても人と人との信頼は生まれてくるだろう。
それはそれで最悪の状態ではない。
思い合う心があれば人は厳しい状態でもあっても頑張れる。
見栄を張る事もいらないし
一切の欲望から切り離され
生きるという単純な望みに人々は一致団結する。
しかし、平和は戦争のように単純ではない。
価値観が多元化し
欲望がどんどん膨らんで
止めどもなく
人生の目標がすり替わっていく事さえ気づかず
自分を見失う
人を思いやるどころか
競い、蹴落とす事しか考えなくなっているこの世の中に
そう、
平和だからこそ大きな見落としがあったのだ。
人間の肉体の命は
大切だけれど
その命を懸けて守るものはなんだろう。
今の環境の中で
何を気づき
何を変えていかなければならないか
魂の叫びだ。